2016年4月2日土曜日

タワーバーが届いた

注文していたCUSCOのカプチーノ用のフロントストラットタワーバーが届いたので、自力で装着してみました。
モノはこれです。

※例によってAmazonアフィですね。(笑)
Amazon意外に高いな。ヤフオクだともう少し安く出てますね。
まあ、それはどうでもいいとして。
これも装着後の写真などは撮ってませんが、割と簡単に取り付けられます。
最初、羽山自動車さんにお願いしようと思っていて、「工賃ってどのくらいになりますか?」って聞いたら、怪訝な顔をされて「タワーバーですよね?たぶん、自分で取り付けられますよ?」と言われたので、手持ちの工具で試してみたら、案外簡単に出来ました。

さて、ストラットタワーバーとは。
CUSCOのサイトで解説されています。

購入したのは、このサイト内で紹介されているType STというスチール製のもので、持った感じは、けっこう重量感がありました。
#片手で楽々持てる程度ではあるが。1kgちょっとくらいかなぁ。

効能は上記サイトで解ると思いますし、例えば、ワタクシが昔乗っていた、比較的ロングノーズだったラファーガには純正で装着されていたものです。
#ラファーガの場合には、左右直結ではなく、ボディ経由で結合されてたけど。

ちなみに、なぜType STというスチール製を選んだかと言うと。

「ターンバックルで左右が結合されているから」です。

ターンバックル。
ああ、ターンバックル。
ラジコンマニアのココロをくすぐりますね?
普通、この手のジョイントアームは、キットを買ったらすぐにターンバックルのアルミジョイントに交換しますよね?

ラジコンでは、そのくらいポピュラーなターンバックルですが、意外に実車では使われている、というのを目にしません。
そこで、このストラットタワーバーです。
なんと、ターンバックルが付いてるじゃないですか!
他にもストラットタワーバーは各社発売していますが、ターンバックルで結合されているのは、この製品だけです。
#調べた範囲では。

ラジコンの世界では、ターンバックルは、その必要性を理解していなくても「とりあえず付けとけば間違いない」というオプションのひとつです。
大抵はアルミ製で、アルマイトが掛かっており、見た目もよくなりますしね。
#ターンバックルはチタンもあったっけか。
そのため、アーム類はターンバックルなのです。ドレスアップの意味も含めて。

もちろん、本来の剛性UPという名目ならば、こんなところにターンバックルなんて不要です。
一本の棒の方が剛性高いに決まってます。

というか、ワタクシ的にも、なんでタワーバーにターンバックル付いてるのか、理解に苦しみます。製品の説明を見ると「シャフトの張りを調整出来る」とか書いてありますが、別にそんなもん調整しなくてもいいですし、むしろ変なテンションかかったら意味ねぇだろ、と思ったりします。
#いま、サイト見て思ったので、購入時には考えもしませんでした。

むしろ、この機能、変にボディが歪んだクルマでも装着可能なようにターンバックルになっているのでは?などと思ったりしました。
まあ、mm単位で精度出すような製品でもないため、その辺、「取り付けが出来ない」よりも「ある程度柔軟に対応できる」方が有利なのは間違いないところだと思いますけど。
で、おそらくは、この製品がスチール製なのも、ターンバックルにしたいがために、アルミパイプだと剛性が不足するからなんじゃないかと思います。

ふつーに考えたら、こんなもん、剛性さえ確保できれば、軽い方がいいに決まってるので、アルミとかの方がいいと思います。

しかし、そこで敢えてターンバックルを選択するところに意味があるのです!
あるのですよ!!

…でも、なんで本当にこんなもんにターンバックル使ってんのかな。

ああ、肝心の装着後のインプレですが。

違いが解りませんでした。(笑)

ファッションバーと変わりませんな。
別に攻めて走ってるわけじゃないし、通勤快速なので、ここの剛性上げても体感できるようなレベルの走りはしてないです。

じゃあ、なんで付けたんだ、と思われるかも知れませんが、前述の通り、「ターンバックルだから」です。
ラジコンと同じで、「とりあえず付けとけ」って感じですかね。
以前からタワーバー欲しいなぁ、とは書いてましたけど、それほど本気度は高くなくて、「みんな付けてるし、付いてたら、エンジンルームもカッコイイかなぁ」程度で思っていたのと、近所の道があまりに悪いため、ギャップがボディに突き刺さる感覚があって、少しでもボディをいたわることにならないか、と考えてた、という程度の理由です。
実際には、メーカーが装着を見送った装備なわけで、装着することにより、よりボディにダメージが行く可能性はあります。
スズキスポーツは販売していたようですが、あそこ、名前こそスズキスポーツですけど、レース用品とかの販売してる別会社ですからね。
#なんか効果の怪しいめくらぶたとか売ってるしな。(モンスタースポーツの前身がスズキスポーツ。怪しいって言ってるのは、ここが理由。)

ただまあ、前述の通り、ホンダのラファーガには標準で装備されていたものでもありますし、ロングノーズの場合には、ボディ剛性を高めるために、あった方がいいのかも知れません。単にコストの問題で装着が見送られた可能性は否定できません。
#コストを抑えるために、期待されるほどの効果のないものはメーカーでは装着しませんし。メーカーのやることに無意味なことはひとつもありませんし、確実にテストを行ってから出荷されているので、純正以外のものを使う、というリスクは個人が負う必要がありますな。

しかしながら。
(プラシーボ的に)ハンドリングは軽くなったような気がしますし、近所のギャップでも、フロントの突き上げが「減った気」がします。
この手の装備は、実際には攻めてるひと、つーか、サーキットとか競技やってるひとじゃないと体感は出来ないんじゃないのかな、と思いますけどね。

しかし。
カヤバのショック買った時にも思ったことだけど、軽って、この手の部品も安いんじゃないですかね?
Z32とか乗ってた頃は、ショックとか、簡単に10万円コースで、ヘタってから交換したかったんだけど、無理っぽいなぁと思ってたんですけどね。
ちなみにNSXは、純正一台分で8万円(ショックのみ)だそうです。
メルセデスのW124はショックのみで一台分20万だったような気がする。>純正

まあ、自己満足パーツってことで。

3 件のコメント:

  1. ストラットタワーのてっぺん同士だけを結合しただけだと、力の向きの閉合しないんで殆ど効かないよ。
    バルクヘッドとも結合して、複数の三角を作るようにしないと動き止まらない。
    なんで、変わらない気がするってのは、ある意味正解。

    返信削除
  2. そういう製品もあるな。>ボディにも共締め
    まあ、雰囲気の自己満足パーツだなぁ、と思ったな、実際。
    (プラシーボ気味に)頭の入りがよくなった気がするけど、装着したから、剛性が上がったに違いない、という思い込みがドライブを変えている可能性は高い。
    結局のところ、クルマの動きなんてのは、ドライバーの腕前ひとつでどうとでも変わるものだしなー

    返信削除
  3. ああ、タイヤだけは別か。
    あれは確実に効くよな。

    返信削除