2015年12月29日火曜日

ちょっとドライブ(東日本大震災から「まだ5年」か「もう5年」か)

午前中は天気が良かったので、家族が「どこか連れてけ」というので、「みんなで温泉?」と言ったら却下されたので、近場ドライブに。
#オデッセイでみんなで温泉というのも正しい選択肢だと思うのだけれども。

実は、震災以来、あまり自宅より南側に行くことがなくなっており、気になっていた南側の海沿いの道を見に行くことに。
ちなにみに、その海沿いの道というのは以前にこちらで書いた県道のことで。
いや、久しぶり読み直しましたが、余震が来て、もう一度津波が来てたら、ワタクシ死んでましたね。苦笑
バカなことをしたものですが、まあ、災害時の心境などというのはそんなものでしょう。

そんで、その県道ですが、とっくに修復されていると思っていました。
隣の相馬まで行くには、この海沿いの県道と国道6号線を使う以外に大きな道がないので、工事車両が通るのにも困るだろうしなぁ、と。
ただ、途中、かなり大きく崩落した箇所があると聞いてはいたので、実際のところどうなってるのか見に行こう、となったわけです。
家族も「天気がいいから海がみたいなぁ!」とか言ってましたし。
んで。
通行止めでした。

この辺は、亘理郡山元町坂元近辺ですかね。磯浜漁港を過ぎたくらいのところです。
こんな感じの場所。
道の反対側を見ると、5年前の津波で折れたであろう木が放置されておりました。
根っこから抜けてますね。わざわざ倒したとも思えないので津波の結果ではないかと。




クルマでは、これより先に行けなかったので、歩いてその先に。
年末の休みに入ったのか、工事車両は見当たりませんでした。堤防工事の最中ですね。
おそらく、堤防沿いに新しい道を作るのでしょう。
実は、この後、一度6号線まで出て、相馬港まで行き、反対側から同じ道を辿ったんです。
どうなってるのかな、とね。
実際、反対側でも同じように堤防の工事中で「新しい道を作っています」という看板が出ていました。

まあ、わざわざ写真を撮るまでもなかったので、撮影こそしてきませんでしたが、県道沿い、基本的に何もありませんでしたね。
震災前は「町」があった場所は何もなくなっていました。
単なる「荒野」になってます。さて、山元町は、この「跡地」をどうするんでしょうか。
#まあ、町の構想は知ってますがー
一方で、相馬方面から遡ってきた方は、意外に被害が少なかったのか、以前の面影をだいぶ残していましたが、おそらく、今堤防工事している辺りは全滅した部分なのではないかと。
思いっきり海に面していましたし。
あの辺も何もなくなったんだろうなぁ。

道を作っている最中なので、当然なのかも知れませんが、県道そのものの路面もだいぶうねっていて、おそらく震災当時のまま、陥没したところだけ補修して使っているものと思われます。
以前はもっと走りやすい道だったんですが、かなりギャップを拾ったので。
#いろんなクルマで走った道なんで、まあ、カプチーノだからダメだった、ってことはないと思います。

んで。今さっき、飯食いながら見てた帰省ラッシュのニュースの中で、石巻出身の方が、仙石線全線開通して初めてのお正月ってことで取材を受けていて「復興もここまで進んでいるんだなぁ、と思いました」とコメントしているのを見て、「はて?この方の帰省先の方では復興は進んでいるのだろうか?」などと思ってしまいました。
JRの努力の甲斐あって仙石線は全線開通しました。常磐線も、前倒しで相馬〜仙台間開通の予定だそうです。
交通インフラの整備は重要ですから、JRの努力は大変なものだと思いますし、素晴らしい成果なのでしょう。

そんでも、地元のこういう地味な部分を目にすると、さて復興つーのは、どうなったら復興っていうのかね?とも思ったりするわけです。

まあ、完全に元通りってわけにはいかないでしょう。
現実としてあれだけの大津波があったのだし、なんの対策もねらないというのも政府も自治体も出来ないのでしょう。
そんでも。
「まだ堤防工事やってんのかよ」
と思うわけです。
まあ、堤防工事しかしてないわけでもないんでしょうが。

おそらく。
現地に住んでないひとには、「震災からもう5年」なんだと思います。
被災地に済んでいるひとには、「震災からまだ5年」なんだと思います。
まだ仮設住宅ぐらしのひともいますしね。
行き場がない、町営住宅の設置が遅れている、お金がない、様々な理由で。

単行本だけ買って読んでるマンガに「パンプキンシザーズ」というのがあります。
戦災復興部隊が様々なドラマを演じるマンガですが、その中の隊長(ヒロイン?)のセリフにこんなのがありました。
「戦災復興とは、人々を戦えるようにすることだ!」
貧乏だから、とか、食べ物がないから、とか、いろいろな理由はありますが、「戦争の結果、人々が戦えない」のであるならば、「戦争があったことを戦えない理由にしない」ようにすることが「戦災復興である」と言い切るわけですね。

ああ、これは災害復興も同じかなぁ、と思うわけです。
日々の暮らしはある意味戦いでもあるわけで、「震災があったから」を理由に出来ないようにすることが復興完了なのかな、と。
もちろん、戦争も災害も、完全になかったことには出来ないでしょう。
でも、「それを理由」に「逃げられる」ように出来ないようにすることが復興ということなのかな、と。
まあ、この辺、ワタクシごときが考えるような話ではありませんし、政府や自治体に長い目で見て貰って、頑張ってもらいましょう。
ただまあ。
自治体には、きちんとビジョンをもって、10年後の山元町ってのがどうなっていれば、少しは復興したって言えるのか、ちゃんと考えて欲しいなぁ、とは思います。
町の広報とかで計画見てはいますけど、これ、本当にこうなれば復興なの?と疑問に思えることも少なくないので。
#特に海沿いの津波食らった地域の利用。

Picasaに当時の写真が残ってるので、リンクを貼っておきましょうかね。

2011/03/11 東日本大震災時の地元の様子


2015年12月27日日曜日

意外なところが壊れるものだ

さて、前回ネタとして〜と引っ張った件ですが。
リアウィンドウの、なんともうしましょうか、ウィンドウを上げた時に屋根パーツと恋闕する部分を抑えているネジの頭が取れました。
以前に「緩んでいたので増し締めした」と書いた部分ですね。
こうなりました。

見事に頭の部分が「崩壊」して、このような状態になりました。
よほど樹脂が傷んでいたのか、たまたまこの前処理した際にアーマオールかシリコンスプレーが付着した結果、傷みを促進したのか…。
このままではネジがダメになる可能性があり、錆びると外れない、という悲惨なことになりかねないので、養生のためにビニールテープを貼りました。
それがこちらの写真です。

意外に違和感がありませんね?
元々黒い部分だけに、バックの樹脂部品も黒いため、黒いビニールテープであれば、どうにか「それほど」見苦しくなく対応可能でした。
で、なんでこれを「ネタ」にしようかと思っていたかというと。
この「樹脂部品」は入手不可能だろうと思っていたのです。
この屋根の取り付け部分とのアッセンブリ交換になるんじゃないかと勝手に思っていたわけですね。
それでも一応、羽山自動車さんに問い合わせまして、部品の有無を問い合わせたところ、部品もあり、在庫も東京にならあるとのこと。
さっそく注文しました。
結果。

無事に修復されました。
いやあ、20年以上前のクルマのこんな部品、まだ残ってるもんですねぇ。(笑)
一応、予備ということも考えて2個注文したのですが、交換したのは片方だけです。
ツヤに差が出ているのはアーマオールが付着してしまった奥側のパーツにツヤが出ているからですね。
まあ、新しい方にもアーマオールを塗っておきましょうか。

で、本来、入手不可能だったら、どうしたか、というと。
本来は、こちらが「ネタ」になるはずだったのですが。
なんか適当なサイズの「缶バッチ」を加工し、裏側のバッチ部分を外して、内側にバスコークを充填して、ゴム系接着剤で貼り付ける予定でした。(笑)
ワンポイント萌えです。
アイディアとしては、そういうアイディアもあるよ、という話で。
バスコークを充填して乾く前にゴム系接着剤で貼り付けてしまえば、少なくともネジが錆びることはありませんからね。
まあ、本来の姿がベストなので、必要なくなったのでやりませんが。

ちなみに。

実は、外すのに手間取りました。苦笑
元々、それほど強く締め付けるべき部品ではなかったのではないかと推測出来ますが、合わせて、緩まないようにネジロック剤を使用していましたので、ネジが空回りしてしまうのです。
しかも、外側と内側、二人いないと作業できない…。orz
と悩んでいたところ。
「屋根外せばいいんじゃね?」
と閃きまして。
運転席側の屋根を外しただけで、一人で外側のナット部分を「切れなくなった」ニッパーで掴み、内側からドライバーで回す、という作業が可能になりました。
屋根が外れることで、作業が楽になることもあるんですねぇ。(笑)
意外、意外。
#まあ、そもそも屋根が外れなければ、こんなところにこんな部品がついてたりしないわけだが。

まあ、今回は素直に、この手の部品をまだ残しておいたスズキに感謝ですかね。

ああ、それと。
先日から冬休みに入ったので、左側のトランクの内装引っ剥がして、金属カバー(燃料タンクへのパイプとか入ってた)を外し、左側のアッパーマウントにもシリコンスプレーを吹き付けておきました。
ついでにフロント側のアッパーマウントを確認したところ、こちらも若干の亀裂が見られたので、シリコンスプレーをたっぷりと吹き付けておきました。
まあ、一時しのぎでしかないのですが、アッパーマウント交換となると、工賃もそれなりに掛かるでしょうしね。
実は、その辺の話と燃費や発進時の半クラのコツ的なものを羽山自動車さんに聞きたかったんですが、なんだか電話がひっきりなしで忙しいようだったので、部品だけ受け取って帰って来ました。
まあ、現在のペースだと、来月オイル交換になると思うので、そのタイミングで話を聞いてこようと思います。

燃費、伸びないのよね。まあ、街中走ってるせいもあるとは思うけど。
それと、発進時にどこまで回したもんか、もイマイチ解ってない。
引っ張るとかなりの回転数まで回るけれども。速度はついてこないし。
そこで2速に入れちゃうと、一気に加速するし。さて?

なんとなく、オデッセイの感覚でアクセル踏みこんでると、クルマの流れに置いて行かれているのに気がついて、ああ、やっぱり軽だよなぁ、と思いつつ、踏み込むとすぐに流れに追いつくので、ああ、やっぱりターボだよなぁ、と思ったり。
いや、直線は速いですよ、間違いなく。直線番長なのは間違いないと思います、ハイ。
曲がりもいいんでしょうが、そこは、まだ試せてない、というか、そういう機会もないので。
#大抵、遅い車で詰まってる。
踏んで、進入してアンダーだしたりすると、「ああ、まだまだだなぁ」的なことは思いますけどね。
踏んでアンダー、抜いてオーバーの挙動は解りやすいかなぁ。
ちょっと踏む、ちょっと抜くにクルマが付いて来る感じは、なんだか久しぶりではありますが。
まあ、まだまだうまく乗れてないですよ。

そういや。
今日、家族と昼飯食いに高速乗って行ったんですけど。
#昼飯ごときに高速つーのもあれだけど、食いたいラーメンがあったので。
「考えてみれば、20年以上前のクルマが、こうして高速道路を普通に走ってるのってすごいよね」とか言い出して。
そりゃそうだなぁ、などと思ってみたり。
いろいろとポンコツ音などはありますが、駆動系には不備はなく、普通に120km/hとかで走れてしまいますし、それ以上でも実は行けてしまいますし。
音もだいぶ緩和されて、気になるのは風切音くらいになりましたし。
#相変わらず高速では音楽は聞こえない。
仮に、最初の状態で、「いわゆる中古車屋」で購入したら、たぶん、途方にくれていたんじゃないかと。
足回りとかも含めて。
売りっぱなしの中古車屋は、相変わらず多くありますし、多くはそういうところでクルマを買うんでしょうけど。
やっぱり、そのクルマに対して思い入れのあるところで買うと、その後のアフターケアが安心ですよね。
足回りの問題も、多少お金はかかりましたが、結果的には満足の行く形で収めてくれましたし、ちょっとやらかした時もすぐに解決してくれましたし。
最近の、いわゆるふつーのクルマや新車で買うならディーラーでも、売りっぱなしの中古車屋でも大丈夫かも知れませんが、この手の「ネオクラシックカー」になると、やっぱり専門知識のあるところで買わないと、後の苦労が計り知れませんね。
ああ、自分であれこれ出来るなら大丈夫かも知れませんが。
ワタクシには、その手の知識もツールも場所もありませんので。苦笑

あとは、ワタクシの腕前次第、ですかね。
さて、次はどこが壊れるのやら。(笑)

2015年12月23日水曜日

ポンコツ音とドライファストルブ

例によって、カプチーノのポンコツ音と挌闘していたわけですが。
とりあえず、後方のウィンドウ付近から聞こえるきしみ音対策として、ホームセンターで入手したシリコンスプレー(溶剤なし)とやらをスプレーしてみました。
これ、直接アーマオールを塗布したい部分だったんですが、ウィンドウを収納してしまうと手が届かないし、きちんとあげた状態では隙間がないため、直接塗布は諦めていました。
そのため、スプレータイプのシリコンスプレーを使用してみた、というところです。
結果は、まあ、ちょっと走った感じでは音はしなくなった気がしますが、これも耐候性がどうなのか?というところもあるので、今のところはなんとも、という気がします。

ついでに、トランクの内装をちょいと剥いで、右側のアッパーマウントのゴム部分にもスプレーしてみました。
右側だけだったのは、左側にはなんだか金属製のカバーが付いていて、アッパーマウントが見えなかったためです。
なんとなく、ですがアッパーマウントが音の原因のような気がしていたので。

ついでに。
本来鍵穴などに使用するといい、クレのドライファストルブを使ってみました。

上の商品がドライファストルブです。
これ、主にラジコンに使用してたもので、どんな場所に使うかというと、外に面していて、油分がついていると埃や砂が付着しやすくなって困るけど、潤滑は行いたい、という場所に使用します。
例えばユニバーサル・ジョイントです。
まあ、ユニバの場合は、本来は少し固目のグリスの方が長持ちするんですが、グリスに砂を噛んでも寿命がいっきに縮むので、外のサーキットなどでは、こちらを使用していました。
フッ素樹脂入りのアルコール?をスプレーして表面にフッ素樹脂をコーティング(というほど立派なものではなく単に付着させるだけ)するものです。
まあ、ラジコン用品だと、本格的にコーティングしてくれるものとか、ありますし、同様のものは釣りのリール用の製品にもあると思います。
が。
その手の専門製品は、大抵容量が少なく高価なため、どうさコーティングっていっても長持ちはしないんだし。と割り切ってワタクシはラジコンではこれを使ってました。
油抜きしたベアリングにも気休めに使ってましたけどね。
まあ、ベアリングは油抜きは基本的にしなくなってしまったので、今では、これは本当に鍵穴用になってしまいました。

ちなみに、カプチーノの鍵穴にもこれを吹いてあります。鍵の抜き差しがスムーズになるので、旧車に乗っているひとで、どうも最近鍵がスムーズに抜き差し出来なくなってきている、とお感じの方は一度試してみることをお勧めします。
鍵穴には、本当によく効きます。(笑)

そんで。
今回、このドライファストルブをクルマの下に潜って(ジャッキアップはしていない)、そこから見える範囲のショックとスプリングの隙間にスプレーしてみました。
どうも、ギャップを乗り越える時、そこから音がしているような気がしていたので。
ついでに、ショックをサスアームに取り付けているブッシュ近辺にもたっぷりと吹き付けて見ました。

効果は…。
まあ、これも微妙なところです。
突き上げ感や乗心地は全然変わりませんが、多少音は減った気がします。
気がするだけです。
ただ、これはシリコンスプレーやアーマオールと違って即効性のものなので、効果があるなら、すぐに解るはずです。
なので、無意味だったのかどうか。
まあ、試してみたいだけだったので、そこは満足出来ましたが。
ただまあ。
この製品、耐候性はまるでないので、濡れたら一発で終わりですし、簡単に洗い流されてしまうでしょう。
なので、次に雨が降るか洗車した後で、音がするようなら、スプリングの受けの部分か、サスペンションの取付部分から音が出ていることが明確になるのではないかと思います。

そういや。
今日は休みだったので、ハーフカバーはしないで置いたのですが、朝、霜でバッキバキになっていました。
仙台も冬ですねぇ。
仕事はぼちぼち冬休みに入りますが、それまでの間、朝の霜取りとかやってられないので、サボらずにハーフカバーは掛けるようにしましょうかね。

ちなみに、本日、この辺の作業をしている際に、ネタが1個出来たのですが、そちらは近日公開ということで。(笑)

2015年12月20日日曜日

アーマオール処理

Amazonで発注していたアーマオールが届いたので、カプチーノに使ってみた。
上の商品がアーマオール。
樹脂部品の保護/艶出という商品ですが、目的はそこではなく。
だいぶ経年劣化が進んでいるカプチーノの屋根回りのゴム部品への油分補充というか、シリコン強化が目的。
ついでに、以前に外れたネジをネジロック剤を使って締め直し。
一応屋根の全部のゴム部品と窓枠周辺にアーマオールを塗布し、屋根着脱部品に関しては、ドライバで緩むモノのみネジロック剤を塗布しました。
ちょっと力入れても緩まないものは、まあ大丈夫だろうということで放置。
ヘタなことをして、緩まなくなっても困るし。
#ネジロック剤は微量でいいんだけど、使い方間違えると固着して取れなくなるから。

どうしてアーマオールか、というと、ネットで調べると、この手の商品の定番だったので。
どこかのエントリににもありましたけど、この手のケミカルというのは、なかなか定番というのが出来にくい、生存競争の激しい分野で、その中で定番という地位を得ているということは商品の性能が保証されていると思われる、ということですかね。

まあ、実際の効果のほどは、実は一回塗布したくらいでは解らないはずで、日を置いて、何度か塗布しないとならない類のものです。

なので、また来週辺り処理しようかと。
商品も一度開封すると賞味期限的なものが早いはずなので。

ちなみに。
一部、劇的に効果があった場所があり、日焼けしてグレーになっていたのが、塗布したら黒くなってしまいました。
なので、仕方なくその部品には全部処理を行いましたけど。
フロントウィンドウ下のワイパーが付いてるところです。
素材の問題なのか、他の白化した部品にはあまり目に見えるほどの影響はなかったのですが、何故かそこだけ強烈に効果が出てしまい。
塗りにくい場所だったんですが、頑張って処理しました。

まあ、ここも耐候性が必要な部分で、このケミカルは耐候性は期待出来ないそうなので、一時しのぎにしかならないかも知れません。
ワタクシとしては、別にいいか、と思っていた部分なので、これだけ劇的に変わられると却って処理が大変なところだったので、喜んでいいのか、悲しんでいいのか微妙なところです。
むしろ、内装のドアノブの白化に効いて欲しかった。
そちらは塗布してみましたが、目に見えるほどの効果はなく、少しは効いたかな?程度のものでした。
ダッシュボードの上面にも塗布して見ましたが、こちらは多少はツヤが出たかなぁ、程度。
ここも激変されると大変な箇所なので、この程度の効果で問題ありません。
少しツヤが出て埃が付きにくくなってくれればそれでいいので。

そんで、施工してから、しばらく置いて、ガソリン入れて洗車機で洗車して来ました。
まあ、多少はポンコツ音がマシになった気はしますが、これ以外のポンコツ音がまだまだあるので、ここだけ改善されても、あまり意味がない気はします。
あ、洗車機いれた際に以前あった雨漏りはなくなってました。
こちらは、助手席側のゴム部品の一部に亀裂が入っていたので、以前にお風呂用補修材バスコークで処理した上で、とりあえずそれが完全乾燥するまで、ということでビニールテープで養生していたのですが、それが効果あったような感じです。
長い時間、雨に放置していたら解りませんが、一応、自宅で駐車する場合にはハーフカバー掛けるし、通勤時には立体駐車場に入れるので、雨漏りは気にする必要がなくなったかな、というところですかね。
元々走行中は雨漏りしてなかったし。

まあ、この辺は、今後また発生するようなら屋根のゴム部品を新品交換とか、屋根そのものをFRPの一枚ものに変えるなど、根本対策が必要な部分でしょう。
一枚屋根にしてしまうと、出先でオープンにできなくなるから、あんましやりたくないですけどね。
#んでも一人で乗る時以外はオープンにはしないと思うけど。

さて、あとはMTの練習が必要だよなぁ。
燃費も聞いていたほどの燃費が稼げてないので、ムダに回している可能性もあるし。
誰かカプチーノ乗りのひとの指導を受けないとダメかも知れん。(笑)

オデッセイを車検に出してきた

オデッセイが2回目の車検となりました。
ワタクシの人生において、同じクルマを2回目の車検に出すというのは初めてのことで、快挙ともいえるでしょう。(笑)
#3年以上同じクルマに乗ったことはない。

ふつーにディーラーでの車検ですので、お値段は…。
まあ、予防整備的な意味合いでの早めの部品交換などもありましたので、それなりのお値段になってしまいました。orz
長く乗って、掛けた金額を回収する予定です。
#ま、とはいってもね。事故でも起こせば一撃だしね。

代車は、N-WGNを手配して貰っていたはずなのですが、急に板金のお客さんが入ったとかで、Fitハイブリッドに。
N-WGNは家族の次のクルマに、と考えていた(というか、Nシリーズのどれか)ので、ぜひとも乗ってみたかったのですが、まあ、最悪試乗という手もあるので、ごねても仕方ありません。
それに代車は基本的に乗り回さないので、ま、いいか、と。
で、Fitハイブリッドのディーラーからの帰り路だけの印象ですが。

遅い。

なんというか、軽とは違う種類の遅さというか。
以前に友人のFitに乗った時には遅いという印象はありませんでした。
まあ、あれは1.5Lのモデルだったせいもあるのかも知れませんけど。
小さい割にきびきび走るなぁ、というのが印象に残っていたんですけれども。
ハイブリッドになって、その印象がだいぶ変わったというか。

もちろん、代車なので、かっとんだりはしてない、ごくごくふつーの運転しかしてないんですが、信号待ちとかからの発進で、気持ちにクルマがついてきてくれない。ワンテンポずれるんですね。
なんだろうなぁ、と思っていろいろとインパネを見てたんですが、発進時はモーターを使用しているようです。
それと、低速走行時もモーター。
エンジンと違って、モーターは、起動時、つまり回転し始めに一番大きなトルクを発生します。
そのため、発進時にエンジンではなくモーターを使用するという発想そのものには問題はないと思います。
しかし、そのモーターのトルクが足りてないのか、CVTとのマッチングなのか、発進時に気もちにクルマがついてきてないわけです。

なお、その辺の事情が解って、発進時に少しアクセル開度を広く取れば、気になるほど遅くはありません。
これは、単なる慣れの問題なのだな、と思います。

そういえば、以前乗っていたメルセデスの300Eも2速発進だったため、同じような感触があったことを思い出しました。
#強く踏み込むとキックダウンして1速に落ちるので、急発進は可能。>300E

解ってしまえば、それに合わせて運転をちょっと変えるだけ、ですので、その後もたつくようなことはありませんでしたが。

あと、速度は80km/hまでは出してみましたが、そこまでの加速はスムーズで、もたつくようなこともありませんでしたね。
最初の印象の「遅い」は出だしのモーター駆動のせい、ということになるでしょうか。

あとはまあ。
これは完全に個人の好みになるのですが。
CVTはやっぱり好きにならないなぁ、と。
無段変速であるところのCVTは、クルマの運転と燃費という点で考えるならば、間違いなく正常進化であろうと思います。
スムーズに変速し、変速ショックもなく、効率の良い回転数を使用する。
ドライバーは、なんの意識もすることなく、単にスピードメーターだけ見て、アクセル操作をすればよい。
Fitハイブリッドの場合はアクセルOFFで回生ブレーキが入るので、少し強めのエンジンブレーキ風味の動作になりますしね。
古いクルマから乗り換えてもエンジンブレーキのない印象の以前のCVTよりはかなり感覚的に近いのではないかと思います。
オデッセイは5ATです。
なので、小さいですが、シフトショックはあります。
個人的には、このシフトショックがないと、なんだかクルマじゃないような気がしているので、CVTは好きになれないのです。(笑)
#カプチーノはMTなので、盛大にシフトショックがあります。…練習しないと。

自宅まで、約20kmほどの道のりを消化して思ったのは。
「まあ、これはこれでいいかもしれんな。」
ということでしたね。
ハイブリッドということで燃費はよく、オデッセイほどではないにせよ、乗心地もわるくない。
室内は広く、リアシートを倒さなくてもそれなりのラゲッジスペースは確保されています。
Fitの場合、多彩なシートアレンジが売りだったはずなので、シートアレンジによってはオデッセイよりも荷物を積める可能性もあります。
シートも大人4人なら窮屈ということはないでしょう。
クルマを移動手段としてしか考えてなくて、乗車人数も4名以下なら、間違いなくオススメのクルマだと思いますね。
ハイブリッドである必要があるかどうかはともかく。
Fitというクルマのパッケージングの良さはよくわかりました。売れてるわけです。(笑)
恐らくは、高速道路も120km/hくらいまでなら困らないと思いますし、そのくらい出るなら、遅い車をパスするのも余裕ですから。
一方で。
クルマに趣味性を求めるひとには向かないだろうなぁ、とも。
Fitは、よくも悪くもファミリーカーなんだろうと思います。
それも、核家族向けの。
基本的には、昼間は奥様が買い物に使い、休日だけお父さんが運転して家族で出かける、という用途に最も向いているのではないでしょうかね。

いずれにせよ、やっぱり最近のクルマはよく出来ています。
あんまりケチつけるとこないなー(笑)

2015年12月17日木曜日

ポンコツ音

我が家では、カプチーノから発生するさまざまな音を「ポンコツ音」と呼んでいます。
だって、屋根からギシギシとか音するし、リヤアッパーマウント付近でもキュキュとか音するし、果てはリアウィンドウからカタカタ音するし。
あと、特定のスピードでフロントの方からビビリ音がする。

このうち、リアウィンドウのカタカタ音の原因を発見。
リアウィンドウは、フルオープンにする際、下げて収納するのですが、そうじゃない場合には、ロックを掛けます。
そのロック機構のウィンドウ側のネジが緩んでいて、ウィンドウがカタカタ揺れるのです。
今朝、何の気無しにウィンドウに触ってみたところ、なんか上下に動くので、アレ?って思って確認したらネジが緩んでました。
増し締めしたところ、ウィンドウのズレはなくなり、カタカタ音はなくなりました。
ポンコツ音の原因がひとつ解ってホッとしたところです。
この前も、屋根のロック部分がボルト脱落してたりしたので、ネジロック剤使って締め直ししようかな、ってことも考えてました。
けっこう調べると屋根についてるロック部品の脱落はあるようで。

リア周りは、まだギャップを越えたりすると、ギシギシいうので、おそらくは、ウィンドウ周囲のゴム部品の劣化が進んで、弾力が衰えているのではないかと。
この辺はアーマオールなどのゴム部品の油分補充ケミカルなんかを使って対策していくしかないのかな。
ま、いろいろとあがいてみましょう。

実際、22年落ちってことは、ポンコツのクラックカーであることは間違いないので。
これが程度のいい22年落ちなら、単なるクラシックカーですが、ワタクシのは使い込まれた22年落ちなので、ポンコツもいいところです。(笑)

まー内装の程度こそよくないものの、外装は綺麗ですし、エンジン周りは元気なのが救いですかね。
今日の帰りは高速帰って来たんですが、110km/hで追越車線で流してたら、ワゴンRと思しきクルマにすごい勢いで煽られたので、素直に道を譲った後、後ろに張り付いてました。(笑)
120km/hの低次元バトル。(笑)

まあ、コーナーでの安定感もこちらが上だし、加速もこちらが上だったので、バトルつーほどバトってないんですけどね。
向こうが譲らないので、適当な車間距離空けて付いて行っていただけで。

ああ、あとポンコツ音といえば。
アイドリング中に1000RPMを割り込むと、ミッション以降、デフの方から不快な振動が。
おそらくミッションマウント、デフマウントが寿命を迎えているのではないか、と思いますが、その辺交換するためだけに工賃掛けるのもなんだかなーと思っているので、いずれ確実に来るであろうクラッチ交換のタイミングで一緒にやろうかと思ってます。
1000RPMなら異常な振動は来ないので、とりあえず、アイドリングを上げることで対策しました。
今、弄ったばかりだから、とりあえず100RPMほどあげたつもりでいるんですが、細かい調整は週末にでも行おうかと思ってます。

さて、これでポンコツ音が少しは減るといいなぁ。

2015年12月16日水曜日

タイヤの空気圧

昔はわりとこだわってたんですが。最近は、指定空気圧で特に変更することもなく。
オデッセイでタイヤ交換した時に、高速けっこう利用しているんですが、空気圧高めがいいんですか?と聞いたところ、オデッセイクラスの扁平率+最近のタイヤなら、指定空気圧で問題ないです、とのことで。
#180km/hとかで走るなら別ですが、と言われましたけど。

オデッセイのタイヤサイズが225/45R18、指定空気圧が2.2。
まあ、こんなもんかな、と。
少し低いような気がしましたが。

カプチーノのタイヤサイズが165/65R14、指定空気圧が1.6。
…なんか低くないか?
と思いました。
で、ちょっと気になってスタンドで計測したんですが、前後とも2.2。
指定よりずいぶん高い。とはいえ、扁平率も考えると、別に不思議な数字でもない。

ちょっと話は変わりますが、カプチーノ、ショックを変更したにもかかわらず、相変わらず乗心地はあまりよくありません。
けっこうギャップで跳ねる。
もう少し距離走れば落ち着くかなーと思っていたんですが。

先日、ふとこの数字を思い出しまして。

メーカーの指定空気圧は車両に依存したもので、もちろんきちんと根拠があってのことなんだろうと思います。
この年式の古いクルマだと、高速走行時は、ちょいと高めがいい、というのも間違ってないでしょう。
とはいえ高すぎるのでは?と考えました。

なので、スタンドで、1.8まで空気圧を落としてもらうことに。
#本当は自分で信頼できる計測器を使うか、ディーラー持ち込みするか、羽山自動車さんに行くのがいいのでしょうが。帰り路でしたので。

激変ってほどではありませんが、変わりましたね。
この扁平率だと、タイヤがけっこう小さなギャップを拾ってくれるようで、大きなギャップは相変わらずですが、全体に乗心地はマシになりました。

まあ、つまりタイヤが変形しやすくなってるってことでもあるんでしょうが。
タイヤが変形するとグリッブが変わります。

ラジコンなんかだと、タイヤには、インナースポンジというものを入れまして、空気の代わりに使用します。
このインナーが合わないと、同じタイヤでもグリッブが全然変わります。
なので、季節ごと、タイヤごと、コースごとにインナーが決まるんですが、インナーは再利用が可能なので、ビンボーなワタクシはわりと再利用してたんですけど、もちろん使い込めばインナーも劣化します。
劣化するとグリッブが変わるので、次から新品インナーを使うことになります。

まあ、ラジコンの場合にはグリッブ重視で乗心地は関係ない(乗らないし)ので、比較的固目のインナーが選択されていたわけですが、実際に乗車するクルマの場合には、グリッブと乗心地の両立を目指さないとなりません。
なので、メーカー指定の空気圧というのがあるのだと思いますが。

もちろん。
サーキット走行などの場合には、グリッブ重視、乗心地は二の次、ということもあるでしょうし、実際、ちょっと調べたところでは、カプチーノのタイヤサイズでもサーキット走行の場合には、2.0以上を設定されている場合が多いようです。

ワタクシの場合は、別にサーキット走るわけでなし、ほとんどが街中、その上、自宅近くの路面は荒れ放題なので、乗心地重視で、メーカー指定に近い方がよいような気がします。
まあ、この辺、個人の価値観にも依存する話なので、お好きにどうぞ、ってことにもなるのですけれどね。

一度、メーカー指定の1.6まで下げてみたい気もしますが、さすがに下げ過ぎなような気もするんですよねぇ。
下げすぎても燃費に悪影響が出ますし。

まあ、とりあえず1.8でしばらく試してみます。

2015年12月14日月曜日

シフトノブに手を加えた

元々付いていたシフトノブと交換して本皮赤ステッチのシフトノブにしたというのは以前にも書きましたが。
それに手を加えまして、以下のようになりました。
夜で、しかもiPhoneのフラッシュ焚いて撮ったので解りにくいかも知れませんが、シフトノブの下部に銀色のパーツを追加しました。
これは、以前に買った別のシフトノブに付属のパーツで、本来RAZOのシフトノブには付かないんですが、そこはそれ、この手の小細工は大好物ですので、小細工しました。

具体的には、この銀色のパーツは、本来のシフトノブにねじ込んで使うものであるため、内部に大きく隙間があります。そのため、接着しようにも、その糊代がありません。
「糊代がないなら、作ればいいじゃない」
ってことで、隙間をダンボールの切れ端を帯状に切り出し、内部に沿わせる形で隙間を埋めました。
この時、最終的な内径が12mmになるように、かつ、内部に若干のくぼみができるようにするところがポイントです。
ダンボールの間はゴム系接着剤で埋めました。
さらに、一度造型したダンボールを取り出して、銀色のパーツとの間もゴム系接着剤で点付けしてずれないようにします。
これで下準備は完了です。

あとは、シフトノブを一度取り外し、銀色のパーツを通して、銀色のパーツの上面のダンボールとシフトノブの下部にゴム系接着剤を塗布し、生乾きになったところで圧着します。
※もちろん、この時、シフトノブは締め込んであります。
こうすることで、銀色のパーツがシフトノブに接着可能となるわけです。
ゴム系接着剤なので、剥がそうと思えば、以前購入した「強力粘着剤はがし」で剥がすことが出来ます。
シフトブーツの上部を念のため結束バンドで留めていますが、これがなくても充分な遊びがあるため、シフトブーツはずれません。

これで念願の赤黒銀になりました。(笑)

ま、シフトノブはこれで完成でいいかな。
ちゃんとストロークも短くて手首の動きだけでシフト決まるし。

そういや。

車高を上げて行ったにもかかわらず、いつも使っている駐車場では「マフラーが太すぎるからNG!」と言われて駐められませんでした。orz
しかたなく、少し高い平置きの駐車場に駐めましたが、雨が降ると心配。
その隣にもうひとつ立体駐車場があったので、帰りにそちらで、最低地上高を聞いたところ、9cmからOKとのこと。
ちなみに、こちらはオデッセイが駐められないんですよね。全高の問題で。
まあ、明日は、そちらの駐車場を試してみたいと思います。
いつものところよりも100円安いし。

自宅に置いとく場合には、スズキ純正のハーフカバーをかけてます。
今時期だと霜対策にもなるので。
とはいえ、朝が少し忙しくなったのも事実。
早めに準備しないとなぁ。

2015年12月13日日曜日

トラブった。苦笑

いやまあ、朝から家族が親戚の家に遊びに行くというので送って行ったり、シフトノブがやはり気に入らないので、改造してたり、といろいろあったわけですが。
#シフトノブは、次に写真掲載します。撮り忘れ。

とりあえず、ショックの初期アタリだけでも、と金〜日の朝までで300kmほど走行しました。初期アタリとしては充分な走行距離じゃないかと。
1/3くらいは高速道路でしたけど。
本当はワインディングに行きたかったのですが、この時期走れるところを知らんので。
友人にバイク乗りがいるので、中高速コーナーが連続する巡回コースがあるって言ってたので、今度聞いてこようと思います。
天気がいい日なら、気持よく走れるでしょう。

ゴツゴツ感はなくなりました。

が。

やはり設計が古いのか、カヤバの製品の性能なのか。
純正ショックよりもかなり安価な価格設定ということなのですが。
#純正ショックもカヤバ製ではあるらしいのですけれどね。

最近のクルマの、よく躾けられた足とは比較にならないですねぇ。
もちろん、以前のローダウンから比べれば違うクルマにはなっています。

車高も確保出来たので、立体駐車場も行けるんじゃないかと思ってますが。
#マフラーが干渉しなければ。こればっかりは試してみないと。ギリ12cmはあるんだけど。

まあ、乗心地はともなく、ロール感に関しては及第ではないかと思います。
もう少しロールしてもいいかな?とは思うのですが、まあ、速度域とグリッブの関係もありますしね。
スタッドレスのせいかも知れませんが、ロールし切ったかな、と思うより先にタイヤが滑りますな。
なので、もう少しロールしてくれてもいいかなぁ、と思うわけですが。
とはいえ、ローダウン時の変なロールから比較すると、かなり自然な感覚なので、これはこれで、慣れてしまえばそう気になるものではないのではないかと。

ショックに関しては、もう少し時間が経たないとなんとも、なところがありますしね。
新品状態がベストってことになると、年単位で使用するものなので、消耗品的に交換ってことになるので。
少し長い目で見て、ある意味へたり始めてからが勝負なのかな、的な。
月2000kmくらい走りますので、一月くらいは様子見でしょうかね。

それはそれとして。
タイトルの件ですが。

助手席潜ってゴソゴソやってたんですが、その際にやらかしてしまいまして。

エンジンチェックランプが点灯しました。orz

どういう状態かというと、ブーストが掛かる、正圧になると燃料カットされる感じ。
最初はタービン逝ったのかと思いました。
#古いからなぁ。
ただ、物理的な破損で、エンジンチェックランプは点かないと思ったので、羽山自動車さんに電話で連絡して、どうにかこうにかたどり着きました。
この、たどり着くまでの道のりの長さ。
#そもそも自走して行けたこと自体が奇跡的ではある。
コツとしてはブーストが掛からないようにゆっくりとアクセルを踏んでいくとエンジンが回ります。
しかし、自宅から羽山自動車さんまでの間には山がふたつあるんですね。
この上りがキツイ。
正直、NA状態よりも悪い、正圧になると燃料カットって状態で、トルクも出てないところで、上り。
低いギアでゆっくりじっくり加速しながらじゃないと登らないわけです。
もちろん、後続車もありますし。
#後続車が来た時点でウィンカー出して道を譲ってました。交通量の少ない道だから出来ることですね。

んで、到着して(あらかじめ電話でアポは取りましたけど)事情を説明したところ、5分も掛からずに現状把握。
何が起きているのか、は即解ったようです。
エンジンチェックランプが点灯している理由は「プレッシャーセンサーの異常」ということらしく。
これはブーストが正圧になった時にそれを検知するセンサーらしく。
#今調べてみたら、負圧も正圧も見てるらしい。というか、吸気量をこれで見てるみたい。
そのセンサーが異常を示しているので、マトモに走らなくなったのではないか、とのこと。
その後、配線関係を見て貰ったところ、そもそもプレッシャーセンサーへのECUへの入力ケーブルがギボシ接続になっていたようで、助手席でゴソゴソやってた時に、おそらく、それを引っ掛けて抜いてしまったのだと思われます。
#つまり、前のオーナーは、その辺になんか噛ませていたってことだと思われますな。

なので。
ギボシを繋いで、軽くひとっ走りして貰って異常がないことを確認して貰って終了。
カプチーノ終了にならなくてよかったです。

いや、今日は寿命が縮んだわ。

その後、親戚の家に遊びに行っていた家族を迎えに行ったり(こちらはオデッセイで)して、なんかクルマの運転ばかりしていた土日でした。

まあ、そんな日もあるわねぇ。

2015年12月12日土曜日

萌えろ!カプチーノ!!

諸事情により、内装が残念なワタクシのカプチーノですが、DIYでいろいろとしている最中です。
そんで、その中で一番気になっていた助手席側のパネルの接着剤跡を削り落として磨いたところ、もののみごとに他の場所とツヤが異なり、若干凸凹も目立つようになってしまいました。

そのため、娘にお願いして、その跡を隠すための絵を描いてもらい、ステッカーにして貼りました。
以下が貼ったところ。
若干光が邪魔をしていますが、ジャストサイズです。
少し引いたところから見てみましょう。
こんな感じです。車内が暗かったのでフラッシュ焚けばよかったですかね。
ちなみに、送風口の脇にファブリーズ車用が装着されていますが、送風口のフィンを支える棒が内部で破損したため、常に下を向くことになり、その対策として、ファブリーズを装着することにより、送風口を支えています。
#直せよ。

まあ、ここから本格的に痛車化していくことはないのですが、一部分だけでも萌えていてもいいと思うのです。

ちなみに、元ネタは聞きましたが忘れました。(爆)
なんかのキャラクターだったと思いますが。
完全オリジナルではないはず。

壁紙作成時などにも思いますが、こういう横長の絵というのは、意外に難しく、ロゴとか入れて誤魔化すのをよくやるのですが、今回は娘の方で工夫してくれたようで。

FUN TO DRIVE!!とか入れてもらおうかと思ったりしたのですが、それはスズキじゃねぇな、と思って、やめておきました。
#調べたら、最初はトヨタ?S660のコピーにもあるっぽいけど。

カプチーノのキャッチコピーを探したのですが、見つかりませんし、古いカタログ写真は小さすぎて文字が見えませんでしたし。

そういや。
なんか、リアがギシギシいうなぁ、と思ったら、リアウィンドウがロックされていませんでした。苦笑
ワタクシは下げたことがないから、羽山自動車さんの方で作業した時にロックし忘れたのかね。まあ、どうでもいいですけど。
あとで、ギシギシの原因が本当にそれだったのか、確認しにドライブに行く予定です。

さて、基本的な予定はこれで終了。
あとはトラブル発生と、地味なカスタマイズですかね。

FRなんて久しぶりなので、まずは走り込みから、かなぁ。

…そういやオデッセイのスタッドレスがそろそろヤバイ上に、来週車検だった…

カプチーノ車高新旧比較

明るくなったので写真を撮影して来ました。
さあ、新旧を比較してみましょう!
#ふつーは車高が下がった方を、これだけ下がりました!って比較するんだよな。

では、ワタクシのカプチーノの勇姿を御覧ください!
以前の状態
純正サスとカヤバショック
これだけでは解りにくいですね?ではアップを。
上が以前の状態、下が変更後です。

変更前

変更後


これならだいぶ解りやすいのではないでしょうか。
まあ、確かにフロントが少々上がりすぎている気もしますが、ぶっちゃけ、以前のローダウン状態が下がりすぎだったわけで、FRレイアウトということを考えるとステアリングも切るわけですし、このくらいの隙間が開いていた方が、フェンダーと干渉することがなくてよいのではないでしょうか。
全体写真から見ても、さほど印象に違いはないことは解ると思います。

ただまあ。
フロントで5cm近く上がっているので、もう自転車に乗っているミニスカナマ足JKのふとももは見えないかも知れません。
#見えた方がよいのは間違いないが、見えなくても困ることはない。

ついでに。
交換したシフトレバーの写真も撮ってきたので掲載しておきましょう。
デザイン的にマッチしているかどうか、は疑問符がないでもないですが、間違いなくシフトはしやすくなりました。
これは、個人のスタイルの問題なので、以前のシフトレバーがダメということでもないとは思います。
シフトブーツの根本を縛ってる結束バンドは、この写真では見えないですね。
まあ、見えて欲しくない部分なので、見えなくて正解ということで。



あとは、本日は、内装をもう少し弄ったあと、ガソリンがなくなったので、ガソリンを入れに行きます。
その後、例のシール貼りかな。
乞うご期待。


Y!カーナビ

オデッセイはアブソルートなので、標準でカーナビが付いています。
全周囲カメラに対応したすぐれものです。
で、その環境に慣れ切ってしまっているので。

カプチーノにカーナビがないのは、なんか残念。
という気分になります。

まあ、元々古いクルマですし、スペースもありませんので2DINのカーナビは付かないのは仕方ないし、1DINのインダッシュタイプを付けてしまうと、エアコン等の操作ができなくなります。

そこで、しかたなく。

スマホをカーナビ代わりに車載することにしました。
電源はシガーソケットからUSBを引き回します。これはダイソーで購入したUSBシガーソケット給電器を使っています。
ケーブルは、なるべくみっともなくないように引き回しました。
また、スマホを取り付けるのには、これを使っています。

んで、これが取り付け位置をちょいとミスったせいで、横にしかスマホを取り付けられないんですけどね。
それはともかく。

あとは、ナビアプリを決めるだけ、だったわけですが、当初はGoogleMapを考えていました。
しかし、GoogleMapって、カーナビ的に使うには、いささか使い勝手がよくないのです。
音声案内は悪くないのですが、画面表示がナビっぽくないというか。

なので、なんかないかなーと探して、見つけたのが、Y!カーナビでした。
無料だし、カーナビとしての機能に特化してるし、ということで、実際に試してみました。
なお、試したのはカプチーノの納車前にオデッセイで試したんですけどね。
VICSとも連動するし、画面表示はナビっぽいし、特に不満なく使えました。
いや、イマドキのスマホのGPSはすごいね。
ただまあ、ナビとして使うには、バッテリーのもちが問題になるので、給電しながら使うのは必須になるのかな、と思いますが。

あと、あらかじめ登録してある場所に行くのはいいんだけど、その場で検索して目的地を設定しようとすると、検索エンジンがYahoo!だからなんだろうけど、意外に検索できない。
結果として、Googleで検索して得られた住所をY!カーナビに入力して〜という手間が掛かったりします。
まあ、大した手間ではないといえばそこまでなんですが、もう少しYahoo!の方にも頑張って欲しいところ。
例えば、今居る位置から、指定のラーメン屋に行きたい場合、とか、意外にY!カーナビに店名入れても見つからないことが多いんですよ。
Googleだとあっさり見つかるのに。
なので、できればGoogleMapがもう少しカーナビ的に使えるといいのかな、とは思うんですが、残念ながら、カーナビとして見た場合にはY!カーナビの方が上です。いまのところ。
あとは、Y!カーナビの不満点としては、高速上がった時にICとSA、PAの表示が一覧で出て欲しいんですが、出てこない。
記事を検索すると、地図が出ない代わりに一覧が出る、なんて記事も見かけるんですが、そんな設定項目はないし。
以前のバージョンにはあった、ということなんですかね。
それとも、ワタクシの知らない設定項目がどこかに隠れている?
まあ、カプチーノで高速乗るのはあまりない(特定のルート以外は)ので、それほど困らないんですが。

実は、先ほど仙台環状線を回った来た時に、猛烈に腹が痛くなって、PAかSAを探してたんですが、環状線には泉PAしかないんですよね。
なので、泉PAまで、あと何キロあるんだ!とか思いながら走ってたんですが、そういう場合に少し困りますかね。(笑)

まあ、普段は、特にナビゲーションはしないのですが、見た目に寂しいので、とりあえず乗るときにはスマホをセットしてY!カーナビを表示してます。

あ、クルマにカーナビを付けてない方は、一度試してみるといいと思いますよ?
まあ、他にも幾つかナビアプリは出ていますが、どれも有料なので。
無料でこれだけの機能があるなら、特に問題ないかなーとかワタクシは思いました。まる

---------- 2015/12/14 追記 ----------
先日解ったんですが、行先を指定してちゃんとナビゲーションしている最中であれば、高速乗った場合でも、IC、SA、PAの表示が通常のナビのように表示されます。
その隣にはきちんと地図も表示されていますし、オデッセイ純正ナビに遜色ない表示がされていました。
オデッセイ純正ナビの場合には、特に行先指定してなくても、高速に乗ると表示が出るので、似たような動作になると嬉しいなぁ、とは思います。
とはいえ、機能を誤解していたのも事実。
Y!カーナビには謝罪して訂正させていただきます。苦笑

つか、そういう意味では、もう少し検索性能がよくなれば、車載カーナビより地図更新とか早いし、こっちの方が使い易いかも知れんね。

カプチーノ帰還

えー、ようやく時間が取れるようになったということで、今週作業していただいたようです。
実は木曜日にクルマは取ってきてました。
とはいえ、金曜日に大荒れの予想だったので、カプチーノは、そのまま屋根の下に入れてしまって、通勤にはオデッセイで行ったのですが。

んで。
我慢できなくなって、結局、いましがた仙台環状線を1周して来ました。
羽山自動車さんからは、「思ったよりもフロントが上がってしまって」と言われていたのですが、見た目は、まあ、あまり変わった感じはしないです。
いや、車高は確かに上がってるんですが。
ペタペタなクルマは、元々そんなに好きなわけでもなく。
※おっぱいは別にはつるぺたでも構わないです。

羽山自動車さんから自宅までは、中高速コーナーの連続するちょっとしたワインディングになっていまして、他のクルマがいなければ、けっこう楽しい道なのですが、当日は、まあ、帰宅時間に被ってましたので、それなりにクルマは途切れず。

それでも、「やっぱりロールってのはこうだよなぁ」と思わずにはいられませんでした。(笑)
ちゃんとアウト側が沈む。ワタクシの感覚でのロールというのはこういうものです。
イン側が伸びる感覚には、どうしても馴染みませんでしたので。

乗心地ですが…。
これはショックが新品なせいか、カヤバのNewSRの減衰力がノーマルより高めのせいなのか、そもそもノーマルショックの仕様がこうなのかは解りませんが、今のところ、オデッセイのような「快適」とは程遠い状況ですね。
新品だからかなぁ、という思いもあり。ネットで調べても、「一週間くらいしたら乗心地がよくなった」という書き込みも目にしたので、ちょいと非常識な時間ながら、仙台環状線を回ってきたわけですが。
今日、明日で少し走り込みをして、慣らしができればいいかなぁ、くらいに考えています。

あとは、シフトレバーを交換しました。
以前に付いていたものとメーカーは同じなんですが、以前のものはアルミ(チタン?)製で、どうにも手触りが気に入らなかったので、同じ重さの革張りのモノに交換したわけです。
好みの赤黒ですし。(銀が入っていれば文句なしだった。)
安直モディファイのドアノブカバーも悪くなかったんですが、家族の評判があまり芳しくなかったので、まあ、素直にふつーのパーツを入れようかと。
ヤフオク!でMOMOのレバーがたまに出てるんですが、最終的に高値安定になってしまっているので手が出ないんですよねー。
※ハンドルがMOMOだから、その辺も合わせようかと思っただけ。
実は、若干シフトブーツの長さが足りないというか、レバーが短かったので、シフトブーツの方を結束バンドで縛って、上の方に固定しています。
ま、それでも多少はずれるんですが、許容範囲ということで。
このシフトレバーの根本に被せられるような銀色のスペーサー的なものが3cmくらいの高さであるとベストなんですが、まあ、自作する以外に手はなさそうなので、そこは諦めましょうか。
実は、これを買う前に、似たような形状のシフトレバーを買っていたのですが、こちらは、全然長さが合わずにたいへん不格好になってしまったので、取り付けを断念しました。2千円という値段に惹かれたというのもありますが、安物買いの銭失いを地で行ってしまった感じです。
黒い革に赤い糸のスティッチが入ったシフトブーツもヤフオクで見かけるので、案外、そちらに交換してしまった方が、いろいろと面倒がないかも知れません。
そちらはあまり高価ではありませんし、いま付いているのは22年もののくたびれたやつですししね。
ま、その辺は、受注生産のようなので、おいおい考えていくということで。
装着するにはセンタートンネルバラさないとならないし。
冬の寒空で行うには、ちょっと厳しい作業だし。
暖かくなってから考えます。

さて、仙台環状線ですが、前回と違って、今回はドライコンディションでした。
時間も時間だし、クルマもほとんどいなかったので、適当な速度で走ってたんですが、以前よりも路面からの突き上げがない分、むしろ速度は乗せられたというか。
前回100km/hではまったく不安がなく、120km/hだと若干不安がある、と書きましたが、ドライコンディションでノーマルサス、カヤバショックの状態だと、120km/hでも不安感はありませんでしたね。
まあ、少し慣れたのかも知れません。
※とはいっても、最近オデッセイしか乗ってなかったけどな。
車高が上がった分、体感速度が落ちた可能性もありますが。
調子に乗って踏んでたら、下りで取り締まられる速度まで上がっていて、慌ててアクセルOFFとかやってました。
5速での追い越し加速も悪くないし、軽自動車として考えるなら、充分な動力性能があるんじゃないですかね。

とはいえ。
やはり軽自動車としては、なんだと思います。
実際の速度にしても、加速のスムーズさに関してもオデッセイとは比較になりませんし。
まあ、あのドッカンターボは癖になるような気はしますけど。
4千から上は一気に加速しますからね。
とはいえ、通勤用途なので、一番使うのは2000〜3000なのですが。
ちょいと調べてみたら、トルクカーブは2000くらいからそこそこ出ていて、4000がピークになってましたね。
もう少し、下にトルクがあると街中で乗りやすいかもなー。

さて、車高が上がった比較写真などは、また後ほど。
一昨日、昨日と夜しかクルマを見れてないので、写真をまだ撮ってないんですよ。
けっこう上がったように見えるので、ローダウンする方はご参考に、って感じでしょうか。

ま、個人的にはRSRのローダウンはオススメしませんが。
カヤバからショックとローダウンサスのセット物が比較的安価で発売されているようなので、そちらを選択するのもありかも知れません。
いずれにせよ、ローダウンするなら、ストロークの確保も忘れずに。

2015年12月5日土曜日

サスペンションの動きと乗心地

カプチーノは今入庫しているので、あまり書くことがないのですが。
そのためオデッセイに乗っていて思うことなど。

ワタクシの考えでは、乗心地が影響するのは、ショックの減衰力調整だと思うんですよ。
小さな振動を細かく拾っていなして、細かなストロークをする。
大きな突き上げに対しては、ロール量にも影響する話なので、ゆっくりストロークする。
小さな速い入力に対しては、小さく速く、大きく遅い入力に対しては大きく遅くストロークする、というのが乗心地には重要なのではないかな、と。

これにはもちろん、伸び側、縮み側両方に充分なストロークが確保されていることが前提で、かつ、路面も一般道が前提となります。
サーキットのようなメンテナンスされている路面の場合には、基本平らですし。

クルマのショックの構造というのは、意外に複雑で、上記の動作を確保するための機能が各種盛り込まれています。
詳細はワタクシにも解ってないので、そういう専門サイトに解説は譲りますけど。

ただ、Lifeなどの軽自動車に採用されているショックとオデッセイのような大型の自動車に採用されているショックは、クルマの大きさの差から来るものなのか値段の差から来るものなのか、容量というか大きさもだいぶ違います。
結果として、「いなせる」部分にも差が出てくるのだと思います。

小さな動きに速く追随することで、路面の小さなギャップ、つまり路面の悪さは速く吸収するため、乗員にそれが伝わることがありません。
一方、コーナーなどで、横Gがかかり、それにクルマの重量が加わるような大きな遅い動きには、ゆっくりと対応することで、急激なクルマの傾きを抑えられます。
このことが、乗心地とクルマの姿勢変化に対する動きとして現れるわけですね。

まあ、レーシングカーなどは、ロールとピッチング制御の方に重点が置かれていて、乗心地の方は二の次かも知れませんけど。
レーシングカーには乗ったことがないのでなんともいえません。
ロール制御とピッチング制御は、そのままグリップに影響してきます。
そのため、荷重移動のための機能としてレーシングカーの場合にはサスペンションは考えられているのだろうと推測は出来ますが。

ま、一般道を走るふつーのクルマには、乗心地の方が重視されるべきでしょう。
#グリップを疎かにしていいってことはないけど。

一方で。

乗心地というのは、サスペンションだけに影響されるものではなく。
実はシートが重要な役割を果たします。
クルマを分解(ってほどバラしませんが)するとわかりますが、シートというのは、意外に作りこみがされていまして、家具のソファなんかとは比較にならんような色々なパーツが入っています。
大きく違うのは座面の下に入っているスプリングとか、メッシュ状の金網とかでしょうか。
おそらくメッシュ状の金網は、そのまま乗心地を決定するスプリングの役割を果たしているのだと思いますが。
座面のクッションは重要ですが、その内側の「クルマから伝わる振動を吸収する」機構の方が重要なわけですね。

安価なクルマだと、この辺の出来が良くないので、乗心地もよくない、ということになります。
高価なクルマの乗心地がよいのはよくしつけられたサスペンションとシートの複合効果ということになります。
レーシングカーのバケットシートなどは、ロールやピッチング時に、ドライバーの姿勢が変化しないようにきちんとホールドしてくれますし、クルマの挙動をダイレクトにドライバーに教えてくれますが、乗心地とは無縁のものです。
#薄いウレタン貼ってあるだけだしな。
バケットシートが高価なのは、材質もあるとは思いますが、量産が効かないせいなんじゃないですかね。あとはブランド料か。
まあ、サーキット走行するなら、バケットシートの方がいいとは思います。
ただ、アレに乗心地を求めてもダメでしょう。
#フルバケの話ね。

いずれにせよ、「動かないサスペンション」と「張りと沈み込みがないシート」では乗心地は期待できません。

乗心地を重視するなら、その辺をよく見極めるべきでしょうね。
特に中古車。
イマドキの新車なら、どれ買っても、乗心地はそんな悪くないです。
メーカーもこの辺は特に重視してますから、サスペンションの形式がどんなものであれ、進化しています。
クルマの5年の差は大きいですね。
中古車の場合には、前オーナーの使い方や体格でシートなどにヘタリがある場合があるので、注意しましょう、ってところです。
純正とはいえ、シート交換となると、それなりの金額になりますし。
#レカロシートほどではないとはいえ。

ちなみに。
シート交換程度の作業は、スペースがあれば、それほど難しくありません。
以前、ラファーガの中古に乗っていた頃、どうにもシートの出来が悪くて中古のレカロシートに交換していた時期がありましたが、作業そのものはDIYでやりました。
ホームセンターなんかで売ってる安物のボックスレンチのセットがあれば簡単です。
とはいえ、シートそのものの重量があるのと、金属パーツがボディに接触して傷など付けないよう注意する必要はありますけどね。
女性向きではないかな。>DIY

さて、本来書きたかったのは、こんなネタではなかったような気がしますが、思いついたので、こんなところで。