2016年3月13日日曜日

オカルト

まあ、オカルトチューンというのは、クルマでは定番といいますか。
なんの根拠もない謡い文句だけの商品がやまほどあります。
実際に検証して「効果なし」と判断した方もいますし、理論方面から「効果なし」と判断した方もおられます。
その手のチューニングが「オカルトチューン」ですね。
特に燃費関係が顕著です。(笑)

やってみました、ワタクシも。>オカルトチューン

ひところ、すごく流行った「アーシング」です。
羽山自動車さんでは「効果なし」と一刀両断されていたのですが、ヤフオク見てたらカプチーノ用のキットが2000円だったので、つい。苦笑

乗ってみましたが、トルクアップとかはないですねー。(笑)
ま、そらそうだと思うんですが。
点火系は、クラシックカーなので、CDIではなくデスビです。すでに購入時には、デスビからプラグへのプラグケーブルはなんだか純正じゃない青いのになっていましたので、点火系の定番チューンとしては、これで充分じゃないかと。
オイル交換の時にプラグも見てもらいましたけど、イリジウムがついてまして、焼けも問題ありませんでしたし。

じゃあ、なんでオカルトに手を出したのかと言うと。
前回から気にしている「ライトの暗さ」なんですよね。
アーシングの効果のひとつにライトが明るくなるというのもあり、まあ、ダメ元で試してみるか、と。

結果は。

微妙。苦笑

明るくなったような気もするし、気の所為と言われればそれまでのような気もするし。

以前、友人と燃費系オカルトグッズの話をしたことがあるのですが、友人曰く「これを付けると燃費が良くなる、よくなるはずだ、という思い込みの元、燃費を気にした運転になる」から燃費が向上するのだ、という話で。

これまでもいろいろと書いてますが、カプチーノも燃費は走り方で全然違います。
なので、イマドキのクルマはともかく、20年くらい前のクルマだと、ホント、走り方ひとつで燃費は全然変わってきたのです。
オデッセイですら、走り方で全然違いますからね。
電スロ付いててこれですから、昔の電スロじゃないクルマは余計に顕著でしょう。

まあ、今回目的は燃費でもパワーでもありませんけど。
単に通電よくなれば、ライトも明るくならないかなぁ、的な。
ボディアースでどの程度の電圧のロスがあるのか解らんので、意味があるかどうかは判断付かないんですが。

今回の目的の「ライトの明るさ」は電圧ですよね?違うかな。
電流値は、あまり変わらんと思うんですよ。多少抵抗が変わっても。
供給元がオルタネータですし。
微妙な変化はあるでしょうが、明るさに関わるほどの大きな変化は電流値には出ないと思うんですよね。
ただまあ、電圧の方は抵抗で結構違うと思うので、途中の抵抗値を下げてやれば電圧ドロップも減るだろう、とは思うのですが。
電圧は、元々が12〜15Vなので、仮に抵抗が減って0.1V変わると、1割弱の変化があることになります。
1割を体感できるかどうかってのは微妙なのと、ヘッドライトに直接オルタネータの電源が供給されるわけじゃなく、途中でレギュレータが入ってるよな、と考えると、やはりアーシングでライトの明るさは変わらんような気がするなぁ、とも思うのですが。

ま、外すのもたいした手間じゃないので、邪魔になるようなら外してしまいましょうかね。
とりあえずはせっかく買ったのでつけておきますけど。

それと。
本日、オデッセイのナビの地図更新に行ってきました。
アコードワゴンの時は毎年更新していたのですが、まあ、オデッセイは2年に一回、車検ごとでいいかなぁ、と。

けっこう時間かかるし。最初の更新に1時間くらいディーラーで待たされて、実際に地図データ更新は走りながらやるんですが、これに数時間かかります。
まあ、通勤に何日か使えば終わると思いますけど。

んで。

待っている間、ヒマだったので。(笑)
店頭にS660の試乗車がどんと置いてあったので、改めて乗ってきました。
以前に乗ったのと同じ車両だと思います。CVTのモデルですね。
今回は営業の方が同乗しましたので、お願いして、ちょっとだけ長い距離(15分くらい?)試乗しました。

遅い。(笑)

前回はあまり感じませんでしたが、今回はカプチーノという明確な比較基準がありますのでよくわかります。
加速が鈍い。
CVTなのでスムーズですが、60km/hくらいから、あまり伸びません。
まあ、街中でランナバウトととして使うなら充分な性能かも知れませんが、通勤快速として使うには、ちょっとキツイ。
もう少し上まで伸びてくれないと。
営業の方はCVTなので〜と言ってましたが。
ワタクシの考えとしては、CVTというのは、クルマのミッションとしては正常進化だと思ってまして、トルコン型とはいえ、それでパワーロスを言い訳にされてもなぁ、と思うわけです。
ここがS660の最大の弱点なんだろうなぁ、と改めて思いました。
専用エンジンを用意できなかった、という点が。
エンジンのホンダ、としては忸怩たる思いがあったかも知れません。
MTならロスがほとんどないので、もう少しよいと思いますよ、とは営業の方の意見。
実際売れているのはMTばかりらしいです。
まあ、傾向で考えればそうか。

あと気になったのが80km/h超えたあたりから聞こえてくる風切り音。これ、カプチーノよりうるさいかも知れません。
今日は特別風が強いとかではなかったので、これがこのクルマの普通なんでしょう。
営業の方も認めていました。>風切り音

総じて、S660ならN-ONEのターボの方がいいと思います、と営業の方は言ってましたね。
確かにN-ONEはいいですからね。
快適装備も室内の静粛性も。
ただまあ、あれFFだし。(笑)

ボディと足回りはいいですね。
充分なボディ剛性と、その恩恵を受けたキチンと躾けられた足回りです。
硬めではありますが、クルマが跳ねるようなことはなく、スポーツっぽい乗り味でありながら、乗心地も損なわれていません。
乗心地はシートの良さもあるかも知れませんが。

後方視界が全然ないのは御愛敬。(笑)
ランボルギーニのようだ。

足回りがいいので、ハンドリングもいいかと思うとそうでもなく。
全体的にダルな動きに感じました。
まあ、重量差がカプチーノとくらべて100kgほどあるのと、立派なタイヤがついているので、それが食ってるから、というのがあるのかも知れません。
それとパワステなので、ダイレクト感という意味ではカプチーノと比較すると劣る、というのはありそうな気がします。
タイヤといえば。
前後異径なんですね。
15インチと16インチ。
軽のサイズじゃねぇよ、と思いながら。
営業の方も「タイヤの値段も高いですからねぇ」と苦笑してました。
通勤向きじゃねぇな。いろんな意味で。
燃費も「大人しく走れば20km/L行きますよ」と言われましたが、「元気に走って19km/L行くカプチーノの方が燃費がよいような気がする」とは言い返しませんでした。
正直、思ったより燃費よくないんだなぁ、ってところです。
30km/L近く走るのかと思った。
まあ、基本、踏んで走るクルマなので、燃費は…ってことなんでしょうかね。

20年前のクルマと比べられても、と思うかも知れませんが、20年前のクルマの方が楽しいような気がするなぁ、と思ったのはワタクシだけではないのかも知れませんね。


5 件のコメント:

  1. S660、エンジン以外はよく出来てると思うよ。
    あれで、あと100馬力くらいあったら凄く楽しそうだと思うんだけどなあ。
    もしくは車重があと500kg軽かったら凄く楽しいと思う。
    20年前の車は当然楽しいけど、現代の車だって1500万くらい出すと楽しそうなのいっぱいあるじゃないか。コルベットとか911とか。買えないけどね。
    新型NSXは、欲しくないかもなあ

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  2. ライトは、アーシングというかリレーかましてバッテリー直結が一番効くと思うけど
    恐らくライトのレンズの設計がうんこなんだろうから、何やっても無駄じゃないだろか。

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  3. たぶん、死にそうになると思うよ。>S660にあと100馬力
    そこが希望かも知れませんがー>福山雅治さん

    何やっても無駄らしいことは羽山自動車さんでも言われました。
    レンズがダメなんだろうねぇ。>おおみやさん

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  4. 俺乗ってたCR-X、160馬力で970kg。S660が830kg。
    160馬力くらいでも十分行けそう。
    タイヤ幅、同じだし。

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  5. 若い頃ならともかく、今、あのCR-Xに乗ったら死ぬって。>おおみやさん
    アレの全力加速は忘れてないよ。
    FFで1t切ってるクルマに160PSとか、あの頃のホンダは完全に頭おかしかったよ。
    ※今でも大差ないかも知れないが。

    S660のエンジンは、Type-Rなんかと同じで、すでにメーカーでチューン済みなので、アレ以上どうしようもないみたいね。
    ベースエンジンを変える(新設計)とかしないと、パワーアップは難しいっぽい。
    ミドとはいえ、車重考えると、扱えて100PSまでじゃねぇのかなぁ。
    いくら脚が進化してるとは言っても。
    しかもCR-X、ダブルウィッシュボーンじゃねぇか。いま調べたら。
    S660に160PSだと脚がついて来ないんじゃね?

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